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未払い未収金問題

未払い問題は深刻で闇が深いビジネス問題

GCS

2023年10月、最近ニュースの某業界の「未払い問題」だが、こういうのは怖い。未収金や未払いはたまにあるが、まったくうんざりだね。

未払いで以前実際に経験した事だが、
取引先が運送料金が格安になる某サービスに加入した。それは団体契約による割引を利用したサービスで、代引き(代金引換)で回収した料金はそのサービス会社がまとめて受取り、2ヶ月ほど後に加入企業に支払うシステムだった。代金未払いになったら怖いなという意見もあり躊躇したが、やってみることになった。
運送料金つまり宅配料金の節約は大きな課題だったので、背に腹かえられずの判断だったのだ。

当時、ネット通販ビジネスでは宅配便の配送料が大きな問題で、配送料や代引き手数料の節約が問題だった。そんな状況だったので、配送料の格安料金は魅力だったわけで、痒いところに手が届くようなニーズにピッタリのサービスだったわけだ。

ちょっと話が逸れるが、営業代行のようなビジネスサービスでも代金回収して後払いというパターンもよくあり、ネットビジネス関連サービスにはこういうビジネスのパターンが多いが、こういううまい話には落とし穴があるのが世の常で、まさにそんな典型的パターンだった。(気をつけよう)
営業や代金回収の手間が省けて楽々なんだが、後でごっそり持っていかれて未払いされて未収になり、最悪の展開になってしまうこともある。

お金の流れを牛耳られるようなビジネスサービスで怖いのは、未収金というか売掛金というか未払いになり代金回収できないことだ。未払いや未収金でよくある定番パターンだが、代金振込みが遅れだして、「暫らくお待ちください」連発の時間稼ぎの後、結局約2ヶ月分の代金回収が未収となり、泣き寝入りだった。

当初は支払い順調で、宅配便運送料の節約になるので良かったのだが、突然振込が遅れだしてから止まり、連絡が不通になり、いわゆる夜逃げ状態だった。取り込み詐欺と同じようなパターンだ。たぶん計画的犯行だろう。嫌な予想が的中したのだ。

このように売上代金回収を代行するビジネスサービスの場合、未収になる危険も想定できるわけで、対応処置を考えておかないといけない。
事前に経営状況や企業の実態等を調べておくべきだが、中小零細企業の場合はそこまで手間と経費をかけられないジレンマがあるわけで、トラブルを想定していても手が打てず、その弱点を突かれたわけだ。
このようなビジネスサービスを使う場合には、未払いや未収金のトラブルを想定して一社限定を避け、複数社に分散するなどの対応が必要だろう。ま、そういうリスクがあるサービスは使わなけりゃいいんだが、そうもいかないこともある。

過去には、取り込み詐欺やインチキビジネス等々もあった。まったくうんざりだ。ビジネス取引の基本は現金決済か前払いとし、手形や末締め末払いなどには対応しないのが正解だ。或いは、信用と実績があり経営が安定している企業のサービスを選ぶべきだが、ネット関連会社だと?が多いだろうし、世の中そんなに甘くない・・・毒入りまんじゅうだと思っていても、一口食べざるを得ないこともあるんだ。

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